東京都発行の「東京ソーシャルボンド」、バークレイズ証券が共同主幹事を務める
2025年2月6日
日本のサステナブルファイナンス市場の活性化に貢献
バークレイズ証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木曽 健太郎)はこのたび、東京都が起債する「東京ソーシャルボンド」の共同主幹事に選ばれましたのでお知らせいたします。東京都は2025年2月以降に5年債の発行条件の決定を検討しており、本起債案件により調達された資金は、社会的に支援が必要な人々を対象とする事業に充当される予定です。東京都は2017年に国内地方自治体初となる「東京グリーンボンド」を発行。それ以降、「東京ソーシャルボンド」(2021年初回起債、国内地方自治体初)を含めたSDGs債の発行を毎年継続し、日本のサステナブルファイナンス市場の活性化に繋げています。
東京都は、SDGs債の発行を通じ、本債券への投資を通じた都民や企業等の後押しにより、都の施策を強力に推進するとともに、市場の資金が国内の環境対策・社会問題の解決に活用される流れを加速させ、サステナブルファイナンス市場を活性化することを目指しています。また、これらの取組みを通じて、都民や企業等の都の施策への理解促進を図りながら、金融分野からゼロエミッション東京や持続可能な社会の実現を後押ししています。今回の「東京ソーシャルボンド」の発行も、これらの取組みの強化を狙いとしています。
本起債案件により調達された資金は、公営住宅建設事業、都営交通のバリアフリールートの充実、文化施設の整備などに充当予定です。
バークレイズ証券投資銀行部門債券資本市場部長の丸山達也は、「バークレイズは、今回の『東京ソーシャルボンド』発行のアレンジを通じて、東京都の推進する社会問題の解決を支援するとともに、環境・社会課題解決を目的とした資金調達のために発行される『SDGs債』への取組みを引き続き強化してまいります」と述べています。
【SDGsについて】
2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」で採択された、世界の貧困をなくし持続可能な世界を実現するための国際社会共通の目標(Sustainable Development Goals)のことです。2030年までに解決を目指す国際目標であり、17の目標と169のターゲットで構成されています。
バークレイズについて
私たちのビジョンは、英国を中心としたグローバル金融のリーダーになることです。私たちは、英国において消費者向け銀行業務、企業向け銀行業務、およびウェルス&プライベートバンキング業務のフランチャイズを包括的に展開する多角的な銀行であり、世界有数の投資銀行であり、強固で専門性の高い米国の消費者銀行です。私たちはこれら5つの部門を通じ、お客様と地域社会のより良い財政的未来のために一丸となって努力しています。
バークレイズについての詳細は、当社のウェブサイトhome.barclays をご覧ください。
東京都発行の「東京ソーシャルボンド」、バークレイズ証券が共同主幹事を務める ― 日本のサステナブルファイナンス市場の活性化に貢献(PDF)