バークレイズ、リスク・アナリティクス・アンド・インデックス・ソリューションズ部門のブルームバーグへの売却を完了

バークレイズは、8月24日、バークレイズ・リスク・アナリティクス・アンド・インデックス・ソリューションズ・リミテッド（「BRAIS」）を約6億1,500万ポンドでブルームバーグに売却する取引を完了しました。

BRAISの事業には、バークレイズ・アグリゲート・シリーズを含む、バークレイズの債券ベンチマーク・インデックス、ならびにBRAISストラテジー・ インデックスが含まれます。ベンチマーク・インデックスのブランド名は所有者の変更に伴い、当初5年間を対象にブルームバーグ・バークレイズ・インデックスに変更されました。取引はポートフォリオ分析 ツールであるPOINTに関連する知的財産の売却を含みます。バークレイズは売却完了後も18ヵ月間はPOINTの運営を継続することで合意しました。

クオンティテーティブ・インベストメント・ストラテジー・ インデックス事業およびバークレイズ・コーポレート&インターナショナルの中核商品であり続けるバークレイズ・ストラテジー・インデックスについては、今後もバークレイズ内に留まり、バークレイズのストラテジー・インデックスの算出・保守業務をブルームバーグに委託します。

取引の完了時に認識する税引前売却益は約5億3,500万ポンドとなります。BRAISの事業の性質上、この取引がリスク調整後資産に与える影響は軽微です。

バークレイズ・グループCEOのジェス・ステーリーは次にように述べています。「バークレイズの将来を担うコア部門は既に現在、極めて高い収益を上げています。であればこそ、株主の皆様のためにバークレイズUKおよびバークレイズ・コーポレート&インターナショナルの収益力を十分引き出せるよう、バークレイズ・ノンコアの一刻も早い整理を目指して取り組んでいます。本日の発表は当グループの戦略の実現に向けたさらなる前進を示すものです。2017年のノンコア閉鎖を目指し、この処理のスピードを維持していく所存です。

上半期決算報告で申し上げたように、今年度下半期にはスペインおよびポルトガルのカード事業、アジアの富裕層向け事業、イタリアのリテール事業網の売却がそれぞれ完了し、ノンコア資産の圧縮が一段と進展する見通しです。本日発表したBRAISを含む、これらの取引により、ノンコアの年換算コストは2億5,000万ポンド削減され、リスク調整後資産はさらに30億ポンド圧縮されます。

ブルームバーグ傘下でBRAIS事業の将来は力強いものになると確信しています。お客様および従業員のためにサービスを円滑に移行できるよう密接に連携してまいります。」

本件に関するお問い合わせ先

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バークレイズは、英国、米国に主要拠点とし、個人、法人、投資銀行、クレジットカード、資産管理といった業務を提供する金融機関です。 325年以上の歴史と銀行としての専門性を備えたバークレイズは、40カ国で約13万人もの従業員を擁しています。世界中のお客様に、為替、融資、投資、資産管理などのサービスを提供しています。 より詳細な情報は、グループのウェブサイト www.barclays.com をご参照ください。

本稿は、バークレイズ・グループが2016年8月29日に発表した英文、”Sale of Risk Analytics and Index Solutions business to Bloomberg completes”の日本語訳です。その正確な内容につきましては、原文である英文リリースをご参照ください。本稿と原文において齟齬がある場合には原文が優先します。リリース原文は http://barclays.com/ のニュースセクションでご覧いただけます。

バークレイズ、リスク・アナリティクス・アンド・インデックス・ソリューションズ部門のブルームバーグへの売却を完了