バークレイズ証券、新たに2件の再生可能エネルギープロジェクトボンドを組成
2021年9月30日
累計で12件のグリーンプロジェクトボンド、発行総額は1,000億円を超える
バークレイズ証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木曽 健太郎)は本日までに、新たに福島県西白河郡西郷村の太陽光発電事業プロジェクトに対する再生可能エネルギープロジェクトボンド(取引①)、及び京都府南丹市八木町・薗部町の太陽光発電事業プロジェクトに対するプロジェクトボンド(取引②)を組成しました。当社がアレンジした再生可能エネルギープロジェクトボンドとしては2021年3月の発行に続いて今年の合計で4件、2017年からの累計で12件となり、これまで当社が組成してきた発行総額は1,025億円となりました。
両案件とも、格付投資情報センター(R&I)より最上位の評価であるグリーンボンド格付GA1と、グリーンボンド原則等への適合性に関してセカンドオピニオンを獲得しており、プロジェクトファイナンス形式で発行されたグリーンボンド及びグリーンローンです。またアセットマネージャーである東急不動産キャピタル・マネジメント株式会社にとっては2件目、リニューアブル・ジャパン株式会社にとっては10件目のプロジェクトボンド発行となります。今回も新たな投資家を含む大手機関投資家、地域金融機関などが参加しました。
バークレイズ証券の投資銀行部門ストラクチャード・ファイナンス部長、上田 輝久は、「当社にとって11件目、12件目となるプロジェクトボンドの組成となり、2017年より組成を始めた再生可能エネルギープロジェクトボンドの総発行額は今回1,000億円を超えました。日本におけるグリーンファイナンスへの関心が高まる中、持続可能な社会に向けた再生可能エネルギーの普及を支援するグリーンプロジェクトボンド市場の規模拡大に、今後も継続して貢献していきたいと思います」と述べています。
取引①の概要
名称:西郷村羽太再生可能エネルギープロジェクトボンド 受益権/ABL
発行金額:8,950,000,000円[受益権 (GB): 3,750,000,000円 ABL (GL):5,200,000,000円]
発行日:2021/9/29
最終償還日:2040/8/20
受託者:三菱HCキャピタル信託株式会社
取引①の対象事業
アセットマネージャー:東急不動産キャピタル・マネジメント株式会社
所在地:福島県西白河郡西郷村
事業規模:25.2 MW(モジュール規模)
年間CO2排出削減量:約 14,608トン
取引②の概要
名称:RJ再生可能エネルギープロジェクトボンドX受益権 /ABL
発行金額:4,700,000,000円[受益権 (GB): 4,200,000,000円 ABL (GL):500,000,000円]
発行日:2021/9/24
最終償還日:2040/2/20
受託者:三菱HCキャピタル信託株式会社
取引②の対象事業
アセットマネージャー:リニューアブル・ジャパン株式会社
所在地:京都府南丹市
事業規模:14.5 MW(モジュール規模)
年間CO2排出削減量:約5,080トン
バークレイズについて
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