アジア太平洋コーポレート・バンキング部門、新統括責任者が就任
2015年7月27日
【2015年7月27日、東京】-バークレイズはアジアのコーポレート・バンキング事業の新たな成長に向けた投資を進めており、今般アジアでのコーポレート・バンキング事業の積極展開を指揮する新たな統括責任者が就任しました。
金融機関向けの営業基盤とともに法人顧客基盤の拡大と強化に取り組むバークレイズは現在、アジアでコーポレート・バンカーの採用を進めています。シンガポール、インド、香港、日本をコーポレート・バンキング事業の主要拠点とし、収益を大幅に拡大する計画です。
アジア地域の新たな戦略的成長を指揮する統括責任者にアレクサンダー・ハリソンが就任しました。ハリソンはドバイからシンガポールに拠点を移し、顧客との関係の深耕、強化を図る一方、バークレイズのコーポレート・バンキングの主要な市場である欧州、中東、アフリカ(EMEA)で意欲的に成長機会を模索するアジア太平洋地域の法人および金融機関の支援に注力します。
また、バークレイズはEMEAとアジア太平洋地域間の取引を更に促進するため、英国でインド、中国、日本の各担当部署、アフリカで中国担当部署を設置しました。
ハリソンは1998年、バークレイズに入社し、ロンドンを拠点に、ロンドンおよび国際デット・ファイナンス・チーム両方の責任者を務めるなど、様々な商品や担当分野で要職を歴任してきました。2012年にドバイに移り、最終的にはEMEAとインドを対象とする非英国デット・オリジネーションを担当する国際デット・ファイナンス部統括責任者を務めました。また、グローバル・クレジット・プロダクツのシニア・リーダーシップ・チームの一員として、コーポレート・バンクの幅広い商品政策や顧客のための提案業務に携わってきました。
ハリソンはバークレイズのグローバル・コーポレート・バンキング部門統括責任者のマット・タックの直属となります。
今回の就任について、タックは次のように述べています。「当社のアジア太平洋地域におけるコーポレート・バンキング事業は近年、一層力を伸ばしつつあり、アジアの営業基盤全体の中でも大きな成長の柱の一つとなりました。当社がEMEAで持つ実績を域内の法人および金融機関のお客様のために役立たせることで、更なる成長余地があると考えています。ハリソンには素晴らしい機会が広がっており、また、彼はそれを捉える手腕と経験を備えています。」
マネージング・ディレクター兼アジア太平洋地域コーポレート・バンキング部門統括責任者に就任したハリソンは次のように述べています。「アジア太平洋地域諸国は当社が実績を持つEMEAへの投資を積極的に行っています。新たな成長期を迎えたアジア太平洋地域コーポレート・バンキング事業を率いることは非常に刺激的な挑戦です。私はお客様に卓越したサービスを提供するための本当の意味で持続可能で統合されたプラットフォームの確立、長期的な成長の手助け、域内で主導的な地位にある当社のインベストメント・バンキングおよびウェルス・マネジメント部門と密接に連携することに力を注ぐ考えです。今年は国際金融会議のSibos(サイボス)がシンガポールで開催されることもあり、アジアに着任するのにふさわしい年と言えます。」
バークレイズについて
バークレイズは、個人向け銀行業務、クレジットカード、法人向け銀行業務、投資銀行業務、資産管理業務などさまざまな金融サービスを欧州、米州、アフリカ、アジアといった地域で展開している国際的金融機関です。バークレイズは、人々が目標を実現できるよう、正しい方法で手助けをすることを目標としています。325年の歴史と銀行としての専門性を備えたバークレイズは、50カ国で約13万人もの従業員を擁しています。世界中のお客様に、為替、融資、投資、資産管理などのサービスを提供しています。より詳細な情報は、グループのウェブサイト www.barclays.com をご参照ください。
本リリースは、バークレイズが2015年7月22日に香港、シンガポールで発表した英文リリース、”Barclays announces New Head of Corporate Banking, Asia Pacific”を翻訳したものです。
アジア太平洋コーポレート・バンキング部門、新統括責任者が就任
Barclays announces new Head of Corporate Banking, Asia Pacific