バークレイズ証券、2件目となる再生可能エネルギープロジェクトボンドを組成
2018年4月23日
太陽光発電事業を裏付とした開発型プロジェクトファイナンスの第2弾
バークレイズ証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木曽 健太郎)は4月20日、三重県鳥羽市の太陽光発電事業プロジェクトに対する再生可能エネルギープロジェクトボンドを組成し、生命保険会社を中心とする国内機関投資家に販売を行いました。
2017年8月に発行したバークレイズ証券として初のプロジェクトボンドに次ぐ第2弾となる本案件は、リニューアブル・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:眞邉 勝仁)をスポンサーとし、三重県鳥羽市松尾町にて開発・建設中の太陽光発電事業に対するプロジェクトファイナンスローンを裏付とした信託受益権です。
バークレイズは、2017年SRI・グリーンボンド引受ランキングにおいてトップクラスのシェアとなるなど、グローバルでESG投資の分野に積極的に取り組んでいます。バークレイズ証券の代表取締役社長 木曽健太郎は、「昨年8月に続いて2件目となる今回のプロジェクトボンド組成は、当社のこの分野における日本での継続した取組みを示すものです。本取組みを通じて、再生エネルギー社会の実現に尽力される企業と協同し、機関投資家が期待するグリーンプロダクトを提供できたことをうれしく思います。バークレイズはグローバルの強みを生かし、今後も日本でのESG債市場の拡大のために引き続き努力し、国際社会から期待されるゼロ・エミッション社会の実現の一助となるよう邁進してまいります。」とコメントしています。
本取引の概要
名称:RJ再生可能エネルギープロジェクトボンドII 受益権
発行金額:6,900,000,000円
発行日:2018/4/20
最終償還日:2040/2/20
受託者:日立キャピタル信託株式会社
対象事業の概要
事業者のスポンサー:リニューアブル・ジャパン株式会社
事業内容:太陽光発電事業の開発、及び完工後の発電事業
所在地:三重県鳥羽市松尾町
事業規模:16.5 MW (モジュール規模)
想定年間CO2排出削減量:約9,788トン
バークレイズについて
バークレイズは、英国および米国を主要拠点とし、個人および法人向け銀行業務、投資銀行業務、クレジットカード、資産管理業務等を提供する金融機関です。325年以上の歴史と銀行としての専門性を備えたバークレイズは、世界40カ国以上に約8万5,000人の従業員を擁し、世界中のお客様に為替、融資、投資、資産管理に関わるサービスを提供しています。より詳細な情報はグループのウェブサイト www.home.barclays をご覧ください。