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PRAによる資本不足の算定に関して

2013年6月20日

プルーデンス規制機構(PRA)による資本不足試算の結果について、バークレイズの考えをお知らせします。PRA は、2012年12月末時点のバークレイズの資本が、PRAが必要と考える完全施行ベースの調整後普通株式等Tier1(CET1)比率7%と比較し、約30億ポンド不足していると発表しました。PRAの計算はバーゼル3の定義をベースに、資本およびリスク調整後資産を、より保守的に見積もって算出したものです。

バークレイズは、資本の積上げに繋がる業務の収益増加を図ると同時にTransform プログラムを引き続き推進することにより、PRAが求める7%の比率を2013年末までにクリアできると考えています。Transform プログラムではレガシー事業に関わる資産の更なる売却を通じた資本増強措置を含んでおり、年初から加速させています。PRAと合意した通り、増資に頼ることなく、この要件を達成できる見通しです。

当社は引き続き資本基盤の強化に取り組んでおり、現行の計画では、完全施行ベースのバーゼル3 CET1比率を2013年12月末時点で約9%に引き上げ、2015年末までに更に10.5%に高めることを目指しています。

完全施行ベースCET1比率を2015年に10.5%に引き上げることに加え、損失吸収力のある資本階層としてコンティンジェント・キャピタル2%の追加など、当グループの資本構成を引き続き転換していきます。バークレイズは、資本構成の転換として、コンティンジェント・キャピタルを、ストレスのかかる一定の状況下においてCET1資本を直接支えるゴーイング・コンサーン資本として貴重な源泉と考えており、過去12ヵ月間に40億ドルを発行したTier2資本証券に加えてその他Tier1資本となる証券を組み合わせる方針です。

また、PRAは、PRAによる調整後CET1資本を基に計算したレバレッジ比率3%を新たな要件として導入しました。これまでに発表した通り、当社はTransformプログラムでの約束に基づき、当グループのレバレッジを徐々に引き下げていくことを目指しています。PRAの発表に従い、当社は財務および資本政策に関する議論を引き続き進めています。最新状況については、必要に応じて適宜ご報告する方針です。

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バークレイズについて

バークレイズは、個人・法人向け銀行業務、クレジットカード、投資銀行業務、資産管理業務などさまざまな金融サービスを欧州、米州、アフリカ、アジアといった地域で展開している世界有数の金融機関です。バークレイズは、人々が目標を実現できるよう、正しい方法で手助けをすることを目標としています。300年以上の歴史と銀行としての専門性を備えたバークレイズは、50カ国で約14万人もの従業員を擁しています。世界中のお客様に、為替、融資、投資、資産管理などのサービスを提供しています。より詳細な情報は、グループのウェブサイト www.barclays.com をご参照ください。

バークレイズ・ピーエルシー PRAによる資本不足の算定に関して

Response to PRA capital shortfall exercise