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バークレイズ証券、14件目の再生可能エネルギープロジェクトボンドを組成

2022年12月20日

203億円、日本の再エネグリーンプロジェクトボンドでは過去最大の発行額

バークレイズ証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木曽 健太郎)は本日までに、全国15都道府県に分散された33の太陽光発電所のポートフォリオを裏付とした203億円の再生可能エネルギープロジェクトボンドを新たに組成しました。これは、日本の再エネグリーンプロジェクトボンドとしては過去最大の発行額です。当社がアレンジした再生可能エネルギープロジェクトボンドとしては2022年1月に続いて14件目となり、2017年の第1号案件以降累計の発行総額は1,268億円となりました。

本案件は、格付投資情報センター(R&I)より最上位の評価であるグリーンボンド格付GA1と、グリーンボンド原則等への適合性に関してセカンドオピニオンを獲得しており、プロジェクトファイナンス形式で発行されたグリーンボンド及びグリーンローンです。またアセットマネージャーであるリニューアブル・ジャパン株式会社にとっては12件目のプロジェクトボンド発行(累積1,106億円)となります。

バークレイズ証券の投資銀行部門ストラクチャード・ファイナンス部長、上田 輝久は、「今回、リニューアブル・ジャパンの長期運営能力が格付機関および機関投資家に評価され、FIT期間終了後のキャッシュフローを返済原資として取り込んだファイナンス(通称:ネガティブテール注1)が可能となりました。これは国内プロジェクトボンドで初の試みとなります。当社は引き続き、事業者と投資家のニーズに応えるとともに、日本のグリーンファイナンス市場の拡大に尽力してまいります」と述べています。

注1: FIT制度等の電力固定価格買取期間を超えて借入返済期間が設定されるファイナンス

本取引の概要

名称:RJ再生可能エネルギープロジェクトボンドXII受益権 /ABL
発行金額:20,300,000,000円 [受益権 (GB): 7,800,000,000円  ABL (GL):12,500,000,000円]
発行日:2022/12/20
最終償還日:2048/3/20
受託者:三菱HCキャピタル信託株式会社

本取引の対象事業

スポンサー:リニューアブル・ジャパン株式会社
所在地:全国15都道府県、33物件
事業規模:合計61.4 MW(モジュール規模)
年間CO2排出削減量:約30,046トン

 

バークレイズについて

バークレイズは、英国を本拠とするユニバーサル・バンク(総合的な金融機関)です。多様なビジネスとさまざまな種類の顧客を持ち、世界各地でビジネスを展開しています。世界中で個人向け銀行業務や各種支払いサービスを提供するほか、フルサービスの法人向け銀行業務および投資銀行業務を提供する世界有数の金融機関です。これらバークレイズのビジネスはすべて、テクノロジー、オペレーション、事務管理などのサービスをグループ全体に提供するサービスカンパニーによって支えられています。

 

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