バークレイズ、イングランド銀行のストレステストに合格
2014年12月16日
【2014年12月17日、東京】 バークレイズは本日(ロンドン時間2014年12月16日)、イングランド銀行(BoE)から発表されたストレス・テストに関して短い声明文を発表しました。BoEによる悪化シナリオモデルの影響の評価に基づくと、バークレイズの資本は、プルーデンス規制機構(PRA)移行ベースの普通株式Tier1(CET1)資本比率の7.0%(経営施策の考慮前)となり、BoEの基準を引き続き上回る状態になっています。バークレイズのCET1資本比率がテスト期間中に7%を下回ったことは一度もなく、最低基準である4.5%を大幅に上回ってきました。
ストレステストのモデル分析の起点となった2013年12月31日時点で、バークレイズのPRA移行ベースのCET1資本比率は9.1%でした。同比率は2014年9月30日時点で10.0%に上昇しました。
バークレイズは引き続き完全施行ベースのCET1資本比率を2016年末までに11%超にすることを目指しています。
2014年の年次決算は2015年3月3日に発表する予定です。
BoEのストレステストはBoEのウェブサイトで閲覧することができます。
注記
BoEによる悪化シナリオは、BoEが決めた前提に基づき2013年12月31日を起点とし、36ヵ月期間ストレスをかけ、バークレイズの連結貸借対照表および損益計算書の見通しを予測したものです。
また、BoEの発表文では、バークレイズが、想定されているような悪化シナリオが進展する際に実行されるであろう経営施策を実施した後、CET比率が低いポイントである7.5%と計算される、より高度なモデルも公表しています。
本リリースは、バークレイズが2014年8月31日にロンドンで発表した英文リリース” Barclays PLC - Barclays above threshold in BoE stress test”を翻訳したものです。
バークレイズについて
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