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バークレイズ、債券ベンチマーク・インデックスの組入れルールを変更

2015年11月10日

【2015年11月10日、東京】– バークレイズは、広く使われる債券ベンチマーク・インデックスについて10月に実施した年次の定期的なインデックス見直し作業と運営管理プロセスを受け、インデックス組入れルール見直しを発表しました。今回の見直しに伴い2016年からいくつかの組入れルールが変更されます。

こうした変更は、変貌しつつある債券市場の現状を注意深く考察するとともに、バークレイズ・インデックスをポートフォリオのベンチマークや、広範な債券市場のリターンの評価手段としてご利用いただいている世界中の投資家の意見を考慮した上で決定されたものです。

実施されるインデックス組入れルール変更、ルールの明確化と適用日は以下の通りです。

米国MBSインデックスのプライシング

  • 米国MBSインデックスに含まれるジェネリック債の価格評価において第三者提供によるMBSプールの価格情報を用いるプライシング方法変更案に関し、年次の見直しプロセスでインデックス・ユーザーからフィードバックを得ました。
  • インデックスの見直しプロセスで得られたフィードバックを参考に、バークレイズは2016年第2四半期の実施をめどに、提案されたプライシング方法の変更に着手します。この価格情報源の変更による既存の米国MBSインデックスの構成方法変更はありません。今回の変更の詳細については2016年の早い段階でインデックス・ユーザーに連絡する予定ですが、引き続きユーザーからの変更に関するフィードバックを歓迎します。

自国通貨建て新興市場インデックス

  • 2016年2月1日付けで自国通貨建て新興市場政府債インデックスからナイジェリアが除外されます。ナイジェリアは、より広く新興市場をカバーする自国通貨建て新興市場政府債ユニバーサル・インデックスには引き続き含まれます。

新興市場物価連動国債インデックス(EMGILB)

  • 2016年2月1日付けで新興市場物価連動国債インデックス(EMGILB)にロシアが組み入れられます。
  • 2016年2月1日付けでEMGILBからアルゼンチンが除外されます。

本リリースは、バークレイズが2015年11月9日にニューヨークで発表した英文リリース” Barclays announces changes to its benchmark fixed income indices”を翻訳したものです。

バークレイズについて

バークレイズは、個人向け銀行業務、クレジットカード、法人向け銀行業務、投資銀行業務、資産管理業務などさまざまな金融サービスを欧州、米州、アフリカ、アジアといった地域で展開している国際的金融機関です。バークレイズは、人々が目標を実現できるよう、正しい方法で手助けをすることを目標としています。325年の歴史と銀行としての専門性を備えたバークレイズは、50カ国で約13万人もの従業員を擁しています。世界中のお客様に、為替、融資、投資、資産管理などのサービスを提供しています。より詳細な情報は、グループのウェブサイト www.barclays.com をご参照ください。

バークレイズ、債券ベンチマーク・インデックスの組入れルールを変更

Barclays announces changes to its benchmark fixed income indices