バークレイズ、グループ最高執行責任者を任命
2016年2月10日
バークレイズはグループ最高執行責任者にポール・コンプトン氏を任命しました。コンプトン氏は5月にJPモルガン・チェースからバークレイズに移籍し、新たな職務に就きます。コンプトン氏はバークレイズ経営委員会メンバーとなり、グループ最高責任者のジェス・ステイリーの直属となります。
コンプトン氏はグループ最高執行責任者として、業務およびテクノロジー、構造改革、コスト変革、主要プロジェクトの遂行、総務、社用不動産サービス、業務の外部委託を担当します。また、グループ執行委員会委員長に就任します。
今回の任命について、グループ最高責任者のジェス・ステイリーは次のように述べています。
「コンプトン氏は20年近くにわたり業務運営に関わる様々な要職を担ってきました。構造改革に伴い変革を進める状況の下、担当分野に関する経験が非常に豊富なコンプトン氏は、当グループの大きな力になってくれるでしょう。」
コンプトン氏は次のように述べています。
「バークレイズに加わり、素晴らしいチームの一員になることは私にとって大きな喜びです。バークレイズはこの数年、業務運営構造を強化し、効率をするために数々の施策を実施してきました。その結果、バークレイズは現在、リテールおよびホールセール・バンキング分野で強力なコア事業を確立しています。ステイリー氏にならびに他の経営陣諸氏とともに事業を引き続き発展させ、バークレイズ株主の皆様が期待する業績の達成に取り組むことを楽しみにしています。」
今回の任命にともない、グループの現最高執行責任者のジョナサン・モールズは社外での機会を求め、退職することになりました。
グループ最高執行責任者を務めてきたモールズについて、ステイリーは次のように述べています。
「在任中のモールズ氏の多大な貢献、特にこれまで格段の努力を注いで構造改革プログラムの指揮にあたってくれたことに対して非常に感謝しています。別の職務でバークレイズに留まってくれることを私は望みましたが、新たな挑戦に向けて退社したいというモールズの意向を尊重いたします。」
参考:
1)コンプトン氏は1997年、JPモルガン入社。直近の最高総務責任者を含め、様々な職務を担ってきた。JPモルガンの前はアーンスト・アンド・ヤングに10年以上在籍し、会計業務に従事した。
バークレイズについて
バークレイズは、個人向け銀行業務、クレジットカード、法人向け銀行業務、投資銀行業務、資産管理業務などさまざまな金融サービスを欧州、米州、アフリカ、アジアといった地域で展開している国際的金融機関です。バークレイズは、人々が目標を実現できるよう、正しい方法で手助けをすることを目標としています。325年の歴史と銀行としての専門性を備えたバークレイズは、50カ国で約13万人もの従業員を擁しています。世界中のお客様に、為替、融資、投資、資産管理などのサービスを提供しています。より詳細な情報は、グループのウェブサイト www.barclays.com をご参照ください。
本リリースは、バークレイズが2016年2月9日にロンドン、ニューヨークで発表した英文リリース、”Barclays Appoints Group Chief Operating Officer”を翻訳したものです。