バークレイズ、ウィメン・イン・リーダーシップ・インデックスおよびETNを提供
2014年7月9日
バークレイズ・ウィメン・イン・リーダーシップETN(ティッカー:WIL)は、経営陣のジェンダー・ダイバーシティを実現している企業に投資する業界初の米国上場ETNです
【2014年7月9日、ニューヨーク】 バークレイズ・バンク・ピーエルシーは本日、バークレイズ・ウィメン・イン・リーダーシップ指標連動証券(ETN)(NYSE:WIL)をNYSEアーカ取引所に上場したことを発表しました。同ETNの取引は2014年7月10日から開始されます。ウィメン・イン・リーダーシップ・インデックス・ファミリーおよびETNの提供開始を記念し、バークレイズは7月10日、ニューヨーク証券取引所の取引開始を告げるオープニング・ベルを鳴らします。
ETNはバークレイズ・ウィメン・イン・リーダーシップ・トータル・リターン・インデックス(以下「インデックス」)に連動するもので、経営や統治に関わる女性幹部を積極的に登用し、ジェンダー・ダイバーシティを実現している米国企業に投資する機会を提供することを目的に考案されました。インデックスはインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシズ・インク(以下「ISS」)が集計するデータを基に、経営陣のジェンダー・ダイバーシティを実現し、かつ、時価総額と売買高の基準を満たしている米国に拠点を置く上場企業に投資する機会を提供するものです。最高経営責任者(CEO)が女性であること、かつ/もしくは取締役会メンバーの25%以上が女性であることがインデックス組入れ銘柄の条件の1つです。
ETNへの投資は元本毀損の可能性を含め、重大なリスクをともない、全ての投資家に適しているとは限りません。ETNは通常の無担保債務証券よりリスクが高く、元本保証されません。また、ETNには所定の運用手数料がかかり、ETNの価値にマイナスの影響を及ぼします。ETNは投機的な商品で、価格が大きく変動する場合があります。ETNの保有はインデックス組入れ銘柄の株式を保有することとは異なります。
インベストメント・バンキング部門副会長のバーバラ・バーンは、「企業の女性幹部の登用はまだまだ十分ではありませんが、経営陣のジェンダー・ダイバーシティが進んでいる企業はその面で遅れている企業よりも業績が優れている可能性を示す第三者の調査結果が増えています」と述べ、「投資家がこのテーマに資金を配分できるようにするETNとインデックスの提供は市場の力を活用して変化を促すことにつながると考えています」とコメントしています。
また、米州エクイティ・ファンド・ストラクチャリング部門の営業統括責任者のジョニー・ウーは次のようにコメントしています。「当社が提供する全てのインデックス運用商品と同様、ウィメン・イン・リーダーシップ・インデックスはETNだけでなく、トータル・リターン・スワップ、仕組債など、いくつかの異なる運用商品として利用できます。有力企業の間で女性幹部の活用を増やす必要性についての議論の活発化に貢献できることを大変嬉しく思っています。」
ISS社長兼CEOのゲーリー・レテルニーは、「ISSはバークレイズと協力し、機関投資家の投資判断を手助けするための包括的なデータを提供することでバークレイズのお客様のお役に立てることを喜んでいます」と述べ、「取締役のジェンダー・ダイバーシティは世界のお客様にとって重要な課題です」述べています。
ETNの目論見書は米国証券取引委員会(SEC)のウェブサイトwww.sec.gov内のEDGARでご参照いただけます。
バークレイズETNは、バークレイズ・バンク・ピーエルシーが発行するシニア無担保非劣後債務証券です。バークレイズ・バンク・ピーエルシーはバークレイズETNの発行体で、バークレイズ・キャピタル・インクは発行体の代理人です。