バークレイズ、独占禁止法違反に関して欧州委員会との和解を発表
2013年12月4日
欧州委員会(以下「委員会)は12月4日、欧州銀行間取引金利(EURIBOR)に関連する独占禁止法違反行為を巡って、バークレイズを含む複数の銀行と和解に達したことを発表しました。和解は、銀行の行為はEURIBORを参照する金利デリバティブの正常な価格決定の過程を歪めようとしたもので、EU競争法に違反したことを認める内容となっています。
委員会の発表にある通り、バークレイズはEURIBORに関連する問題行為を委員会に自ら報告し、委員会の調査に全面的に協力しました。調査への協力が認められたことから、バークレイズは、本来科されていた制裁金の支払いを全面的に免除されました。
委員会が調査した情報は、2012年6月にバークレイズとの間で成立した合意の一環として、英国金融サービス機構、米国商品先物取引委員会、米国司法省も調べたものです。
なお、委員会により円LIBORに関わる独占禁止法違反行為があったとされた銀行の中にバークレイズは含まれておらず、12月4日に併せて発表されたこの件を巡る委員会との和解にはバークレイズは関係していません。
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