グループ最高責任者の退任について

バークレイズは本日、ボブ・ダイアモンドが即日にてグループ最高責任者および従来務めていたグループでの役職全てを退任することを発表しました。つきましては、マーカス・エイジアスが常勤の会長に就任し、後任の最高責任者の選定にあたります。ダイアモンドの後任者が就任するまでの間、エイジアスがバークレイズ経営委員会の議長を務め、副会長のサー・マイケル・レイクがその職務を補佐します。

後任の最高責任者の選定は、即刻開始されます。選定においては内部、外部双方からの候補者を見込んでいます。各業務は、引き続き現行の経営陣によって管理運営されます。

ボブ・ダイアモンドは次のように述べています。「私は16年前、世界有数の投資銀行ビジネスを構築する機と捉え、バークレイズに入社しました。以来、これまでに出会った中で最も優秀で、顧客第一主義を大切にし、熱心に業務に取り組む従業員と共に歩んでまいりました。私たちは世界トップクラスのビジネスを確立し、バークレイズの長く誇らしい歴史に新たな1章を加えることができたと自負しております。私は常に、バークレイズ・グループにとっての最大の利益を考えて行動してまいりました。グループ最高責任者を退任することは、この16年間で最もつらい決断となりました。バークレイズに対する外部の圧力は、グループの営業基盤を損なわせる水準にまで迫っており、これは何としても食い止めなければならないと強く思っています。

先週公表された出来事により、振る舞いや精神性といった、バークレイズ及びその従業員が大切にしてきたものに対する人々の印象が、真実の姿とはかけ離れたものとなったことに深い失望の念を禁じ得ません。私はバークレイズの従業員一人ひとりがお客様のために日々真摯に業務にあたる姿を見てまいりました。私たちはそのようにして、経済成長及び地域社会を支えてまいりました。このたび職を退くことで、英国下院財政委員会公聴会で私自身の去就に関する議題に焦点が当てられることなく、グループが先週公表した和解に関する発言に取り組み、同公聴会に貢献できるのだと信じています。

私の退任後には残された経営陣が引き続き職にあたりますが、彼らの優秀さをとてもよく理解しています。バークレイズが世界の銀行業界のリーダーの一社として現在の困難な時期を切り抜けられるよう、彼らがグループを力強く率いてくれると信じています」。

このたびのダイアモンドの退任に際し、グループ会長のマーカス・エイジアスは次のように述べています。「ボブ・ダイアモンドはこの16年間の在職中、世界有数のグローバルな投資銀行業務を確立するなど、多大な貢献をしてくれました。最高責任者として、バークレイズ・グループを見事に率いてくれました。私は今後、各事業部門の統括責任者及び経営委員会の他のメンバーと緊密に連携しながら、お客様のために常に最善を尽くし、株主の皆様に価値をお届けするという観点で、バークレイズを世界一級の金融機関に導くことに専心してまいります」。

本件に関するお問い合わせ先：

Investor Relations
Charlie Rozes
+44 (0) 20 7116 5752

Media Relations
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バークレイズについて：

バークレイズは、リテール・バンキング、クレジットカード、コーポレート・バンキング、投資銀行業務及びウェルス・マネジメントを手掛ける国際的な大手金融サービス提供機関です。300年の歴史と銀行業務のノウハウを有しており、50カ国以上で事業を展開、140,000名以上の従業員を擁しています。世界各地の顧客および取引先のために、資金の移動、貸付、投資および保護を行っています。

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